一人暮らしに十分 小ぶりの道具使う

材料

1人分

■野菜たっぷり簡単ミートソーススパゲティ=写真手前
 スパゲティ(ゆで時間7分のもの)70g
 合いびき肉80g
 ナス(小)1個
 ブロッコリー1/4個
 マイタケ1/2パック
 ニンニク(すりおろし)小さじ1/2杯
 野菜ジュース200ml
 コンソメスープのもと小さじ1杯
 粉チーズ適宜
■アボカドと豆腐のピリ辛サラダ=同奥
 木綿豆腐1/2丁
 アボカド1個
 乾燥ワカメ3~4g
 レタス4~5枚
 ラー油適量

作り方

 この春から一人暮らしを始めた人もいるだろう。コンロが一つだけの狭い台所で効率よく料理をする工夫や、お薦めのレシピを、料理家の金丸絵里加さんに教わった。
 「コンロ1つで自炊Lesson」(主婦の友社)などの著書がある金丸さんは約10年間、コンロが一つだけの台所で料理をした経験がある。「シンクも狭く、とにかくスペースがない」という状況で心がけたのは、調理道具をコンパクトにすること。B6判程度のまな板とペティナイフ、キッチンバサミを活用した。蓋付きで深めの直径20センチのフライパンと、直径16センチの鍋があれば、「一人暮らしの調理には十分」という。
 まずは蓋付きフライパンで、野菜たっぷり簡単ミートソーススパゲティを作る。野菜はキッチンバサミで簡単に切れる。
 〈ナスは縦半分に切ってから、幅1センチの斜め切りに。ブロッコリーとマイタケは小房に分ける〉
 通常なら、鍋でパスタをゆでながら、別のコンロにかけたフライパンでソースを作る。だが今回は、その両方をフライパン一つですませる。多めのソースにパスタを投入し、煮詰めながらゆでる。早く均一に火を通すために、蓋を活用する。
 〈深めのフライパンでオリーブ油小さじ1杯を中火で熱し、ひき肉とニンニクを入れ、肉の色が変わるまでいためる。コンソメと、塩、コショウ各少々、野菜ジュース、水100ミリ・リットルを加えて煮立ったら、半分に折ったスパゲティを入れて混ぜる。蓋をして弱めの中火で5分ほど煮て、野菜とマイタケを入れて再び蓋をする。時々かき混ぜ、汁気がなくなったら器に盛り、好みで粉チーズを振る〉
 凝縮された野菜ジュースのうまみがたっぷり。ソースで煮るため、スパゲティに味が染みる。蒸し煮した野菜は適度に歯応えがあり、ボリューム満点だ。

金丸さんお薦めの狭い台所で使いやすい調理道具。500ミリ・リットルのペットボトルは計量カップ代わりに

 スパゲティを煮ている間に、ポリ袋を使ってアボカドと豆腐のピリ辛サラダを作る。
 〈洗ったレタス、水気を切った豆腐を手でちぎって一口大にし、大きめのポリ袋に入れる。アボカドは半分に切って種を除き、スプーンで一口大ずつにすくって加える。乾燥ワカメをそのまま入れ、袋が膨らんだ状態で軽く混ぜる〉
 味付けも袋の中で行う。
 〈みりん小さじ1杯、酢、ミソ各大さじ1杯、ラー油をコップに入れて混ぜて、ポリ袋に加える。袋を膨らませてシェークし、味をなじませてから器に盛る〉
 酸味のあるドレッシングが、まろやかな味わいの豆腐やアボカドによく合う。ピリッとした辛みが食欲をそそる。
 金丸さんは、スプーンや菜箸などを使ったらすぐに洗い、洗い物がたまらないようにしていた。「片付けるのが面倒にならないように、汚れ物をなるべく出さないことと、すぐに洗うことを心がけて」
 管理栄養士でもある金丸さんは、一人暮らしだと料理が炭水化物のみに偏りがちだと指摘。「一つの料理に野菜と肉や魚などのたんぱく質を一緒に入れることを心がければ、栄養バランスがとりやすい」と教えてくれた。(米田育広撮影)

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