材料

2人分

■ボボティー=写真手前
 バター大さじ1杯
 タマネギ1/4個
 おろしニンニク小さじ1/2杯
 おろしショウガ小さじ1/2杯
 合いびき肉300g
 パン粉30g
 牛乳30cc
 スライスアーモンド小さじ1杯
 カレー粉小さじ1/2杯
 ターメリック小さじ1/2杯
 三温糖小さじ1杯
 溶き卵2個分
■サラタ・デ・ビネテ=写真奥
 ナス1本
 タマネギ1/4個
 マヨネーズ小さじ1杯
 レモン汁小さじ1杯
 オリーブオイル大さじ3杯
 バゲット4枚
 ミニトマト2個
 パセリ少々

作り方

 新型コロナウイルスの世界的な流行で、海外旅行に出かけられるのはまだ先になりそうだ。そんな時は、世界の料理で旅気分を楽しんでみては。料理研究家の本山尚義さんに、食欲が落ちやすい夏にもぴったりな各国の料理2品を教えてもらった。
 30か国を旅して郷土料理を学び、「全196ヵ国 おうちで作れる世界のレシピ」(ライツ社)の著書がある本山さん。「食材や調味料が手に入らないと思うかもしれませんが、スーパーで買えるもので十分、代用できる。現地の味が家庭でも手軽に再現できますよ」と話す。
 1品目は、南アフリカの伝統料理ボボティー。スパイスを混ぜたひき肉をオーブンで焼いたミートローフで、香辛料貿易の中継地・ケープタウンに入植者が味を伝えた。あふれる肉汁と香りが食欲をそそる。
 <フライパンにバターを熱し、みじん切りにしたタマネギを、ニンニク、ショウガと一緒に茶色になるまでいためる。粗熱をとる>
 <ボウルにいためたタマネギ、ひき肉、パン粉、牛乳、砕いたスライスアーモンド、カレー粉、ターメリック、三温糖、塩とコショウ各小さじ1/2杯を入れ、よくこねる。タネを耐熱皿に平らに詰める>
 耐熱皿の内側にあらかじめバターを塗ると、焼き上がった時に取り出しやすい。
 <溶き卵をタネの表面が見えなくなるまで流し入れる。190度のオーブンで20~40分ほど焼く>
 焼き時間は耐熱皿の大きさによって異なる。時々、竹串を刺して確かめる。「現地では干しブドウやプルーンを入れることも多い。甘みやコクに加え食感に変化も生まれるので、好みで試してみて」と本山さん。
 2品目は、ルーマニアのサラタ・デ・ビネテ。旬のナスをふんだんに使った焼きナスのペーストで、冷やしてバゲットにのせて楽しむ。前菜にも、ビールやワインのつまみにも最適だ。
 <焼き網とガスコンロを使い、ナスを皮のまま真っ黒に焦げるくらいまで焼く。軟らかくなったら皮をむき、粗熱をとる。包丁でたたいて細かくミンチ状にする>
 皮は、流水に当ててむくときれいに取れる。ただ、水に浸すと水っぽくなるので注意する。
 <ボウルにミンチ状のナス、みじん切りにしたタマネギ、マヨネーズ、レモン汁、オリーブオイル、塩とコショウ少々を入れ、よくあえる。冷蔵庫で適度に冷やす>
 <ペーストをバゲットにのせる。4等分に切ったミニトマト2個ずつと、みじん切りにしたパセリを盛り付ける>
 「ナスに香ばしさをまとわせるため、コンロのじか火で焼くのがおすすめ。魚焼きグリルやトースターよりも香りが立ちやすくなります」(八木良樹撮影)

あなたへのおすすめ記事