<フルーツと好相性 料理にも>

 冬の飲み物のイメージが強い甘酒だが、実は古くから、暑さを乗り切る栄養ドリンクとして親しまれてきた。近年は、スーパーなどでパックやボトルで売られているのをよく見かける。冷やしてそのまま飲むのもおいしいが、シャーベットやプリンなどスイーツの材料としても活用できる。

材料

2人分

■甘酒レモンジンジャーシャーベット=写真左奥
 米麹の甘酒250cc
 レモン汁大さじ3杯
 ショウガ汁大さじ1と1/2杯
■甘酒プリン=同手前
 米麹の甘酒250cc
 卵2個
 牛乳150cc
■キウイとアボカドの甘酒スムージー=同右奥
 米麹の甘酒250cc
 キウイ1個
 アボカド1/2個

作り方

スーパーなどでよく見かけるようになったパック詰めの米麹の甘酒

 甘酒には、米麹(こうじ)を発酵させて作るものと、酒かすを水で薄めて砂糖を加えて作るものがある。米麹の甘酒は、麹菌が米のでんぷんを糖に変える働きを生かしたもので、砂糖とは違った優しい甘さが特徴だ。ノンアルコールのため、子どもや酒が苦手な人でも親しみやすい。料理研究家のあまこようこさんは、「砂糖の代わりに米麹の甘酒を使うと、優しい味わいのスイーツに仕上がります」と話す。
 甘酒レモンジンジャーシャーベットは、暑い日にぴったりのさわやかな一品。
 〈米麹の甘酒にレモン汁とショウガ汁を加えて混ぜ、冷凍庫で凍らせる。凍ったらナイフでキューブ状に切り分けてフードプロセッサーに入れ、滑らかになるまで混ぜて空気を含ませる。容器に入れて再度冷凍させる〉
 レモンとショウガの風味がアクセントとなって甘酒のまろやかさが引き立つ。酒の後の締めにもぴったりで、辛党にもお薦めだ。
 甘酒プリンは子どもと一緒に作って味わいたい。
 〈蒸し器に水を張り、強火にかけておく。ボウルに卵と砂糖15グラムを入れ、泡立て器で砂糖のザラザラ感がなくなるまで混ぜる。甘酒と牛乳を加えてさらに混ぜ、茶こしでこしながら耐熱容器に注ぐ。沸騰した蒸し器に容器ごと入れて、弱火で15分蒸す。あら熱が取れたら冷蔵庫で冷やす〉
 弱火で蒸すのが、つるんと仕上げるコツ。今回は砂糖を入れたが、砂糖を使わなくても、甘酒の自然な甘みを感じるプリンができる。

皮をむき適当な大きさに切ったキウイとアボカド。あとは甘酒と一緒にミキサーにかけるだけ=田中秀敏撮影

 キウイとアボカドの甘酒スムージーは、ビタミン豊富なドリンク。簡単にできるので、忙しい朝にお薦めだ。
 〈キウイとアボカドは皮を除き、適当な大きさに切る。甘酒と一緒にミキサーに入れて滑らかになるまで混ぜる〉
 甘酒はフルーツと相性がいい。スムージーにするなら、リンゴやバナナで作るのもお薦めだ。ミントなどのハーブを添えてもいい。
 あまこさんは、甘酒をスイーツだけでなく、しょうゆやみそと合わせて使うなど日々の料理に活用しているという。「甘みやコクを加えるのに役立ち、合わない食材はあまりないので、いろいろな料理に挑戦してみてください」

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